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捨てられていた「ブロッコリーの茎」が主役
期間限定“じゃないほう”レストランがオープン

投稿日時:2026.01.29

ブロッコリーといえば、こんもりとした房の部分を思い浮かべる人が多いだろう。けれど、その下に伸びる太い茎は、これまで十分に食材として扱われてきたとは言いがたい。

そんな「じゃないほう」に目を向けた、少しユニークなレストラン「じゃないほうのブロッコリーレストラン」が、2月4日〜2月28日までの期間限定で東京・青山にオープンする。

日々のごはんに寄り添う、食卓のアップサイクル

このレストランは、一般社団法人アップサイクルと株式会社アイファームが共同で、未利用資源であるブロッコリーの茎を使ったメニューを提供する「じゃないほうのブロッコリーレストラン」。

会場は、東京の北青山にある「収穫祭 cafe & marche」。代官山「メゾン ポール・ボキューズ」初代料理長などを務めた牧村直哉氏が考案した料理を通して、これまで捨てられてきた食材の新しい可能性を体験できる場だ。

ブロッコリーといえば、2026年4 月から「指定野菜」に追加されることが発表され、注目を浴びている野菜。その一方で、カット野菜需要の拡大などにより、茎の廃棄量も増加している。

アイファームでは年間3,500トンのブロッコリーを生産する中で、約800トンもの茎が使われずに残っているという。食べられるにもかかわらず、加工の手間や認知の低さから活用されてこなかった現状がある。

このレストランではそんな課題にスポットライトを当て、アイファームから提供されたブロッコリーの茎を使い、「あと一品ほしい」「食卓をかさまししたい」といった日常のニーズに寄り添うレシピを形にした。

「じゃないほう」が主役の全7メニューでレシピも公開

メニューには、おにぎりや味噌汁、サラダボウル、デザートまで全7種類が並び、特別な日に限らず、家庭の延長線で楽しめる工夫が詰まっている。また、会場ではレストランとしての提供だけでなく、ブロッコリーの詰め放題や、茎を使った加工品の販売の企画も行われる予定だ。

さらにこれらのレシピは、レストランで配布されるリーフレットや、一般車代法人アップサイクルの公式サイトでも公開される。

普段は捨てられている、でも食べられる食材を主役にした「じゃないほうのブロッコリーレストラン」は、食事を提供するだけでなく、生活のヒントや考えるきっかけも提供する、なんとも新しい試み。

ここで食事をすることで、きっと食事以上にもっと豊かなものを持ち帰ることができるはず。ぜひ足を運んでみては。