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三栄コーポレーション、ユニフォームの半永久的な
リサイクルを実現する新サービス開始

投稿日時:2026.03.01

工場から店舗まで、働く場で欠かせない企業ユニフォーム。しかし、実は企業ユニフォームの回収率は“1%未満”とも言われ、使い終わった多くが廃棄されているという。株式会社三栄コーポレーションは、そんな課題と向き合う新サービス「GREEN UNIFORM」を2026年2月17日から開始した。

捨てる“前提”を変える、新たな新常識に

三栄コーポレーションが開始した新サービス「GREEN UNIFORM」は、企業向けの“完全持続型ユニフォーム”サービス。回収率が1%未満といわれる制服の半永久的なリサイクルを目指している。

この背景には、三栄コーポレーションが2019年に立ち上げたサステナブル活動「OUR EARTH PROJECT」の存在がある。生活用品の専門商社として蓄えてきた知見やネットワークを生かし、製品開発だけでなく、社会のサステナブル活動そのものを後押ししてきた。その流れの中で、“回収されにくいユニフォーム”に光が当たった。

素材も設計も回収も、循環のために整える

「GREEN UNIFORM」の核となるのは、開発から着用、回収までの全工程で環境負荷を抑える完全持続型スキームだ。

まず特徴的なのが、リサイクルを前提にした「モノマテリアル設計」。ユニフォームは機能性の高さが求められるため、複合素材や金属ファスナーなどが混在することが多く、それが回収後の選別のハードルになっていた。そこで本サービスでは、生地からファスナーまで全パーツを単一素材でそろえ、選別の壁を下げている。

生地には、株式会社JEPLANのケミカルリサイクル技術で製造された再生ポリエステル「BRING Material™」を採用。さらに無水染色(原着)技術「e.dye®」を組み合わせ、環境負荷を抑えながら、色落ちに強いタフさも備える。

制服は毎日洗うものだからこそ、長く着られることが結果的にごみやコストの削減につながる。そんな生活感覚にも寄り添う設計になっている。

そして最後は回収。使い終えたユニフォームはJEPLANの回収・リサイクルサービス「BRING Uniform™」を通じて再資源化し、再び市場へ循環させることを目指している。

開発から回収までの全工程で環境負荷を抑える「完全持続型スキーム」を基盤にすることで、半永久的なリサイクルを実現する。

三栄コーポレーションは、制服の低回収率という業界課題の改善に向けて導入企業を広げていく。