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コカ・コーラ ボトラーズジャパン、
「認定NPOフードバンク奈良」への寄贈を開始

投稿日時:2026.01.07

日々の暮らしに欠かせない飲み物が、地域を支える力になる。コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、奈良県奈良市に拠点を置く「認定NPO法人フードバンク奈良」への飲料寄贈を新たに開始した。2025年12月23日には初回として、コカ・コーラ社製品50ケースを寄贈。今後も年間を通じて定期的な寄贈を続けていく予定だ。

食品ロスを減らし、必要な人へ届ける仕組み

コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、「地域社会発展への貢献」をマテリアリティの一つに掲げ、2016年から全国各地のフードバンクと連携した飲料寄贈を続けてきた。2024年度には、26団体に対し80万本以上の飲料を寄贈している。

今回新たに開始した「認定NPO法人フードバンク奈良」への寄贈では、「認定NPO法人フードバンク奈良」を通じて、フードパントリーや社会福祉協議会、福祉児童養護施設などへ届けられる。

奈良市では、ひとり親世帯の相対的貧困率が50%を超えるなど、子育て世帯を取り巻く環境が大きな課題となっている。こうした状況を受け、市は2024年4月に「フードロス対策コーディネーター」を設置し、企業に余剰食品の寄附を呼びかけるなど、新たな食料調達を新規開拓してきた。今回の寄贈は、そうした地域の動きと歩調を合わせた取り組みでもある。

高精度なデータ分析を寄贈の仕組みにも活用

清涼飲料は天候などの影響を受けやすく、需要予測が難しい商品だ。同社では、データ分析に基づくS&OP(Sales and Operations Planning)プロセスを通じて、安定供給と在庫削減の両立を図っているが、それでもやむを得ず余剰在庫が生じることがある。今回寄贈される飲料も、そうした余剰在庫となった製品が含まれている。ただし、賞味期限が近いという点を除けば、品質は通常の商品と変わらない。

2025年からは、このS&OPプロセスをフードバンク寄贈にも展開。高精度なデータ分析を用いた管理により、各拠点に残る少量在庫も活用できるようになり、物流ネットワークを生かした、より精度の高い寄贈の仕組みが整いつつあるという。必要な量を、必要な場所へ届け、食品ロスも削減する。

社会課題が山積する今、1つの課題解決を異なる課題の解決へと繋げていく取り組みは、今後さらに重要視されていくに違いない。