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投稿日時:2026.08.05
見た目などの理由で市場に出回らない規格外果実は、品質に問題がなくても活用先が限られるケースが少なくない。Doleはキリンビールと連携し、熊本県産の規格外不知火を使用した「キリン 氷結®mottainai 不知火」の発売を通じて、果実の新たな活用を広げる取り組みを進める。
農産物は、傷や色むら、形の違いなど見た目の理由で規格外となり、品質に問題がなくても流通が難しくなることがある。近年は気候変動の影響による高温や日焼け、病害なども加わり、規格外果実の発生が産地の課題となっている。
Doleは2021年から、流通過程で規格外となったバナナを活用する「もったいないバナナプロジェクト」を展開。現在は約200の企業・団体が参加し、年間約5,000トン(2025年度実績)の規格外バナナの活用につながっている。2024年からは対象をバナナ以外にも広げ、「もったいないフルーツプロジェクト」として取り組みを拡大している。
今回発売される「キリン 氷結®mottainai 不知火」は、傷や日焼け、形状などの理由で規格外となった熊本県産不知火を使用したチューハイだ。熊本県内の青果関係者から相談を受けたDoleが、産地とキリンビールをつなぐ役割を担い、キリンビールが展開する「氷結®mottainai」シリーズとの協業が実現した。
「氷結®mottainai」シリーズは、規格外果実の活用を通じて果実のフードロス削減や生産者支援を目指す取り組みで、今回の商品では不知火特有の濃厚な甘みとほのかな酸味を生かした味わいに仕上げている。商品は8月18日から全国で販売される予定だ。
規格外農産物を「廃棄を減らす対象」としてだけでなく、新たな価値を生み出す地域資源として生かす動きは、持続可能な食の仕組みづくりを後押しする取り組みの一つとなりそうだ。
画像提供:キリンホールディングス株式会社/株式会社ドール