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投稿日時:2026.05.13
一般社団法人Spiceによって2024年9月にオープンした10代・20代のための活動拠点「ちばユースセンターPRISM」は、月1回、ひとり暮らしの若者へ食品や日用品を届ける取り組み「つながるパントリー」をスタートした。
「ちばユースセンターPRISM」は、教育学を専門とする千葉大学大学院の学生2名によって2023年に設立された一般社団法人Spice が運営する、10代・20代のための活動拠点。
“すべての人々が生きやすい社会の実現”をビジョンに掲げ、こども若者が集える場として提供している。月に約10日間開館し、1日あたり約10名から15名の若者が来館。それぞれの「やってみたい」を持ち寄り過ごしているという。
そんな「ちばユースセンターPRISM」が「つながるパントリー」をスタートするに至ったきっかけは、PRISMを訪れるひとり暮らしをする若者たちから聞こえてきた声。
「今日はキャベツだけでなんとか凌いでいる」
「アルバイトの給料日まであと少しだが、家に食べられるものがない」
「1食で生きながらえている」
進学を機に地元を離れて生活する若者や、奨学金を利用して進学・就職した若者などから、苦しい生活の実情が聞こえてきたという。
「つながるパントリー」はWAM助成(社会福祉振興助成事業)を受けながら、月1回実施。2026年5月15日の第1回を皮切りに、2027年3月19日まで毎月1回の実施が予定されている。
パントリーで用意されるのは、お米、パックご飯、レトルト食品、パスタ、袋麺、調味料など。若者からのリクエストに応え、食品を中心に日用品も準備している。
対象は、ひとり暮らしをしている10代・20代の大学生、専門学生、大学院生、社会人で、利用料は無料。
「ちばユースセンターPRISM」のInstagramまたは公式LINEをフォローし、来館時にスタッフへ画面を提示するだけで利用できる。
近年、若者支援の現場では、“孤立”が大きな課題として語られることが増えている。SNSで誰かとつながっているように見えても、実際には頼れる人がいないという実情がある。
外からはなかなか気づくことのできない声を聞くことができたのも、「ちばユースセンターPRISM」が、若者同士が支え合う場だからかもしれない。
この活動に賛同する人は、フードパントリーで用意する食品や日用品の寄贈も可能で、実施日の1週間前から前日まで受付可能。事前にメールにて寄贈するものの連絡し、寄贈することができるので詳細のチェックを。
ちばユースセンターPRISM:https://chiba-prism.org/
画像提供:一般社団法人Spice