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投稿日時:2026.08.19
家族で遊園地へ出かけることは、子どもにとっては特別な思い出づくりになるもの。しかし、重症心身障がい児や医療的ケア児を育てる家庭からは、移動やケアの環境、周囲の視線が気になるなど、外出そのものに多くのハードルがあるという声がある。
そんな家族のために、安心して楽しめる貸切イベント『ドリームナイト・アット・ザ・花やしき』が2026年10月9日に開催される。
このイベントを主催するのは、特定非営利活動法人EPOが運営する、重症心身障がい児と家族のためのコミュニティ「COCOLON」。東京都と台東区が後援する。
厚生労働省の調査では、医療的ケア児と暮らす家族の65.3%が「医療的ケアを必要とする子どもを連れての外出は困難を極める」と回答している。
COCOLONのもとにも、「周りの目が気になってお出かけを遠慮してしまう」「バリアフリーや医療ケアの環境が整った施設が少なく、家族での思い出づくりを諦めがち」といった声が届いており、このイベントは家族みんなが気がねなく楽しめる時間を届けることを目指している。
イベントへの参加は先着順で、対象は重症心身障がい児とその家族40組150名となる。
開催2年目となる今年は、稼働アトラクションを昨年の5機種から8機種へ拡大。昨年展開した「重症心身障がい児が乗りやすいアトラクション」に加え、ローラーコースターなども運行する予定だ。
障がいのある子ども本人だけでなく、日頃から我慢を重ねがちなきょうだい児や保護者も一緒に楽しめるよう、体験の幅を広げているという。
そのほかにも音楽ユニット「音のなかまたち」によるステージプログラムや、子どもたち全員への「ぬいぐるみくじ」も用意される。
また、安心面にも配慮されており、救護室には、重症心身障がい児の支援に慣れた看護スタッフが常駐。おむつ交換スペースは、体の大きな子どもの参加も想定し、ごろんとできるマットに加えてバギー上でも対応できるよう整えられ、家族に寄り添う環境づくりを行なっている。
昨年の参加者のイベント満足度は93.8点と高く、「今回みたいなイベントでなければ、行こうという発想すら出てこなかった」「人目やアラーム音を気にせず楽しめた」といった声が寄せられている。
子どもと家族が安心して遊べる、一夜限りの『ドリームナイト・アット・ザ・花やしき』。イベントへの応募はCOCOLONの公式サイトから行える。
画像提供:特定非営利活動法人EPO