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投稿日時:2026.08.24
昼食をとったあと、急に眠くなったり、午後の会議で集中力が続かなかったりする。それは多くの働く人が経験したことがあるのでは。仕事のパフォーマンスにも影響するそんな悩みについて、社食サービスも展開するTANPAC株式会社が調査した。有効な昼食とは?
TANPAC株式会社は医師監修のもと、昼食内容が血糖値や食後の眠気、午後のコンディションに与える影響を検証。
この調査では2週間にわたり8名が参加し、CGM(持続血糖測定器)による血糖値測定と、Karolinska眠気尺度による眠気評価を用いて、「高たんぱく・低糖質・PFCバランスに配慮した食事」と「一般的な自由食」を比較した。
検証の結果、高たんぱく・低糖質でPFCバランスに配慮した食事では、一般的な食事と比べて食後の眠気が約22%改善。食後60分・120分後の平均眠気スコアは、一般的な食事が6.24だったのに対し、高たんぱく・低糖質の食事では4.86となり、1.38ポイント低下したという。
また、昼食後の血糖値の平均的な振れ幅は、一般的な食事の23.0mg/dLに対し、高たんぱく・低糖質の食事では9.1mg/dLとなり、約60%も減少。血糖値の標準偏差も11.9mg/dLから6.3mg/dLへと下がり、日中を通じて血糖値がより安定する傾向が見られている。
今回の検証について、監修医師の金子俊之氏は「血糖値スパイクの抑制が、午後の集中力維持につながります。糖質主体の食事では、食後1〜2時間で血糖値が急激に上昇し、その後インスリンが過剰に分泌されることで、反応性低血糖や眠気、倦怠感を招くことがあります」と説明。
また、今回の検証で得られた結果について、血糖コントロールが午後の集中力維持やパフォーマンス向上に役立つ可能性を示していると分析し、「十分なたんぱく質を確保しながら糖質量を適切に調整した食事は、働く人の健康と日中の安定したエネルギー供給を支える有効なアプローチと言えるでしょう」と話している。
午後の眠気に悩まされている人は、昼食に高たんぱく、低糖質の食事を選んでみたら、改善が期待できるかもしれない。
最近は、「第3の賃上げ」として福利厚生の選択肢が増えており、社内の円滑なコミュニケーションのためにも社食を取り入れる企業も増えてきたが、こうした視点の社食も両者にプラスがありそうだ。
画像提供:TANPAC株式会社