注目のタグ

“純度100%”の暗闇で
一杯のコーヒーを味わう新体験

投稿日時:2026.04.01

人は日常生活において、80〜90%の情報を視覚から得ているのはご存知だろうか。では、視覚を手放したとき、そこにはどんな情報が眠っているのか。

一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティが、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の新拠点として、真っ暗闇でコーヒーを楽しむ新たな体験型ラボ「Dialog in the Dark 5-1=∞ Lab.」をニュウマン高輪にオープンした。

視覚を手放して出会う、新しい「味わい」

「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とは、視覚障害者のアテンドのもと、完全な暗闇の中で五感を研ぎ澄まし、視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャル・エンターテイメント。1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで約50カ国で開催されている。

その新拠点としてオープンした「Dialog in the Dark 5-1=∞ Lab.」で第一弾プログラムとして用意されたのは、OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪との共創によるコーヒー体験。

視覚を遮断した状態でコーヒーを味わうことで、香りや温度、口に含んだときの質感といった、普段は意識の外にある感覚がゆっくりと立ち上がってくる。

感覚と対話がひらく、贅沢な80分間

体験は約80分で、1回につき最大8名で開催される。参加者は視覚障害者のアテンドのもと、完全に光を遮断した「純度100%」の暗闇に入り、チームで時間を過ごす。

そこではコーヒーを飲むだけでなく、豆に触れたり香りを確かめたりしながら、その背景にある物語にも思いを巡らせていく。

一点の光さえ見えない暗闇のなかでは、視覚以外の感覚が研ぎ澄まされる。指先で感じるカップの温もり、鼻先をかすめる香りの変化、口に広がる余韻。

そしてもう一つ大きく変わるのが、人との距離だ。

顔も表情も見えないからこそ、その人の言葉や声、話し方が驚くほどまっすぐ届き、「おいしいね」「いい香りだね」といった何気ない言葉のぬくもりを感じられる。肩書きや年齢、見た目といった情報も消えた暗闇で、人とフラットに向き合いつながれる貴重な体験が待っている。

「5-1=∞ Lab.」という名前には、五感のうち一つを手放すことで、残された感覚が開かれ、無限の可能性が広がるという意味が込められている。テクノロジーが進化し続ける時代においても、最終的に大切なのは人の感性や対話であるという考えが、その背景にある。

情報過多といわれる現代で忙しさに追われるなか、視覚からも離れて“コーヒーと人”と向き合う80分。今まで経験したことのない、想像以上に贅沢な時間をもたらしてくれるに違いない。

【イベント名】
Dialog in the Dark 5-1=∞ Lab.(ダイアログ・イン・ザ・ダーク ファイブワンラボ)
詳細・お申込み:https://5-1lab.dialogue.or.jp/mimure/

画像提供:一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ

Dialog in the Dark 5-1=∞ Lab.(ダイアログ・イン・ザ・ダーク ファイブワンラボ) 住所:東京都港区高輪二丁目22番1号 ニュウマン高輪 MIMURE 2F
体験時間:約80分間
体験費(税込):4,400円
対象:中学生以上
定員:8名/回
チケット:事前予約制