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投稿日時:2026.05.02
サッカー観戦の楽しみのひとつであるスタジアムグルメ。そこで排出されるゴミに着目した取り組みが始まった。
株式会社鹿島アントラーズFCは、2026年5月3日の明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST 第14節 FC町田ゼルビア戦より、メルカリスタジアム内の一部店舗へ、食品用紙容器「はがせるカップ」の導入を開始する。
スタジアムで使われる食品容器は、油汚れや水分が残りやすく、これまで再資源化が難しいとされ、その多くが「燃えるゴミ」として処理されてきた。
そんな課題を解決し、スタジアムから排出される廃棄物の再資源化を進めるため、鹿島アントラーズFCは食品用紙容器「はがせるカップ」の導入を決定した。
「はがせるカップ」は、内側に貼られたフィルムを使用後に剥がすことで、紙部分を清潔な状態に保つ構造になった紙カップ。
食べ終えた後にフィルムを「はがす」というひと手間を加えるだけで、清潔に保たれた紙が再び容器の原料などへ戻し水平リサイクルが可能になる。
ファン・サポーターがリサイクルのプロセスに関わり、「捨てればゴミ、分ければ資源」という意識をスタジアムの新たなスタンダードにしていく。
今回の導入にあわせ、メルカリスタジアム内の分別方法も見直しが行われた。これまでの9区分から、「はがせるカップ」を加えた10区分へと細分化され、より明確なリサイクル導線が整えられている。
これまでも同スタジアムでは、飲料用紙カップの洗浄・回収やゴミ分別の刷新、食べ残しの回収など、資源循環に向けた取り組みが進められてきた。
その流れの中で今回の施策は、より一歩踏み込んだ取り組みといえる。今後は「はがせるカップ」の導入を順次拡大し、スタジアム全体への普及を目指しているという。
多くの人が同じ体験を共有するスポーツ観戦の場は、ひとつのコミュニティでもあるが、鹿島アントラーズFCはサステナビリティへの意識をコミュニティ文化として広めていく。
スポーツ観戦においてスタジアムグルメは、盛り上がりを見せているコンテンツのひとつ。いずれその文化は、メルカリスタジアムから別のスタジアムへ、サッカーから別のスポーツへと広がっていくかもしれない。
画像提供:株式会社鹿島アントラーズFC