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芝パークホテル「ブックバトンプロジェクト」を通して|寄付された本の収益を教育支援に活用
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芝パークホテル「ブックバトンプロジェクト」を通して
寄付された本の収益を教育支援に活用

投稿日時:2026.06.22

芝パークホテルは、認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパンが推進する「ブックバトンプロジェクト」に参画している。これは寄付された本を販売し、その収益を子どもたちの教育支援に活用する取り組み。芝パークホテルでは、今年度も本の寄付受付を開始している。

「ライブラリーホテル」が本の寄付を通して子どもたちの教育支援に参画

芝パークホテルは、江戸時代に僧侶たちが寝食を共にしながら学問や修行をした、増上寺学寮跡地に建設された。こうした歴史背景から、館内に約2,000冊の蔵書を備えて「泊まりながら学ぶ体験」を提供している。そして2020年には、人、街、歴史をつなぐ「ライブラリーホテル」をコンセプトに掲げた。

芝パークホテル「ブックバトンプロジェクト」を通して|寄付された本の収益を教育支援に活用イメージ画像

そんな芝パークホテルが参画するのが、冒頭で触れたブックバトンプロジェクトだ。寄付された本の収益は、十分に教育が行き届いていない世界各地で、子どもたちの識字能力向上や教育環境の整備に活用されている。芝パークホテルは2025年までに、累計8,000冊の本を寄付。そして今年度も、6月17日から本の寄付受付を開始した。

募集期間は11月13日まで。ISBNコード(13桁のコード)があり、2011年以降に出版された本なら1冊から寄付できる。ただし、雑誌や百科事典、コンビニコミックは対象外。寄付の方法は、芝パークホテル1階の回収ボックスへの持ち込み、または郵送となる。

寄付した本がクリスマスツリーになる喜び

こうして寄せられた本は、毎年11月中旬に展示される「ブックツリー」にも使われている。スタッフのアイデアから生まれた、書籍で作るクリスマスツリーだ。集まった本はブックツリーとして季節を彩った後、子どもたちの学びに役立てられる。

芝パークホテル「ブックバトンプロジェクト」を通して|寄付された本の収益を教育支援に活用イメージ画像

そんなブックツリーだが、初年度は購入した本で作成された。しかし、翌年からはブックバトンプロジェクトと連動して、寄付された本でツリーを制作。クリスマスの後はお正月仕様に飾り直し、展示終了後に買い取ってもらうことで、売却益を同プロジェクトの支援に充てている。

本棚で眠っていた本が、ツリーとしてホテルの一角を飾った後、子どもたちの未来へのバトンになる。そう想像するだけで、本を今すぐ寄付したくなるような、温かい仕組みだ。

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このような取り組みは、海外の観光客にも広がっているという。事前に自国から送った本が、ブックツリーとして展示されているのを目の当たりにして、とても喜んだゲストもいるそうだ。読んだ本を置いていく旅人や、本を毎年送るリピーターもいる。

そうした光景について、スタッフの下沖明日香さんは「本がクリスマスツリーとして展示され、支援へとつながる体験は、寄付した方にも大きな喜びになるのでは」と話す。

また、なかには取引先企業が社内で集めた本を寄付するケースもあるという。ホテル、宿泊客、そして企業。本を通じた善意の輪が広がるこの取り組みは、関わるすべての人に笑顔を届ける、現代のサンタクロースのような存在と言えるのかもしれない。

画像提供:芝パークホテル

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