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視覚障害者の毎日を支える凹凸シール発売、|そこに必要な視点とは
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視覚障害者の毎日を支える凹凸シール発売、
そこに必要な視点とは

投稿日時:2026.08.22

靴下のペアをそろえる、服の前後を確かめる、同じ形の持ち物を見分ける。日常の何気ない動作でも、視覚に障害のある人にとって時間や手間がかかる場面がある。

株式会社サンアドシステムは、そんな視覚に障害を持つ人たちの生活をサポートする凹凸シールを発売した。当事者の意見を取り入れながら、約1年半かけて開発されたものだ。どんな視点が取り込まれているのだろうか?

凹凸シールで視覚障害者の「選ぶ」を助ける

この商品は、株式会社サンアドシステムが運営し、お名前シールなどを展開するECサイト「シールDEネーム」と一般社団法人日本視覚障害者美容協会(JBB)が共同開発した視覚障害者向け商品「しるしーる」。

「しるしーる」は、凹凸を指先で触ることで、衣類や身の回りのものを識別できる布用シール。「目で見なくても、触って分かるシールがあれば」という声をきっかけに、当事者の意見を取り入れながら約1年半かけて開発された。

視覚障害者の毎日を支える凹凸シール発売、|そこに必要な視点とはイメージ画像

たとえば靴下に同じ形のシールを貼ればペアを判別しやすくなり、衣類に貼れば前後の目印になる。ほかにも「これはお出かけ用」「これはお手洗い用」「これは盲導犬用」など、用途ごとの識別にも役立つように、さまざまな形やサイズを用意。

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開発では、JBB会員が試作品を実際に使用し、凹凸の分かりやすさやサイズ、使いやすさについて意見を重ねたという。「もっと大きいほうが分かりやすい」「小さくても凹凸が分かれば使いやすい」「見た目でも分かるようにしてほしい」といった声をもとに、S・M・Lの3サイズ、白と黒の2色を展開している。

衣類にも水まわりにも使える目印

使いやすさや使えるシーンを広げるため、シールは防水仕様を採用。食器や調理器具、雨具などにも使用することができ、貼り付けから24時間後から洗濯も可能だ。

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またシールのベースには、同社オリジナルの布用ノンアイロンシール「布ハレちゃん」を使用。こちらはアイロンを使わず、指で押すだけで貼り付けられるため、やけどの心配を抑えながら使うことができる。

アイロン不使用により衣服以外にも使うことができ、スプーンやフォークの柄に貼れば、先を触らずに向きを確認しやすくなるなど、視覚に頼らず使いやすさを高めるための工夫が施されている。

本当に当事者の視点に立ち理解することの大切さ。これは障害などに限らず、あらゆる社会の課題に共通することだといえるだろう。

画像提供:シールDEネーム

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