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「営業こそ手に職」。選べる仕事が増えた時代に、|リクセルが伝えたい営業の価値
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「営業こそ手に職」。選べる仕事が増えた時代に、
リクセルが伝えたい営業の価値

投稿日時:2026.10.19

働き方や職種の選択肢が広がる一方、営業職を選ぶ人の絶対数は減っているという。だが、優れた商品やサービスも、必要な人に届ける存在がいなければ広がらない。さらにAIによる業務の自動化が進むなか、営業にも「人だからこそ担える役割」が改めて問われている。

人が営業する意味とは何だろうか。「営業職で働くことが誇れる社会をつくる。」を掲げる株式会社リクセル代表取締役・加納甲大さんに、営業職の価値とこれからについて聞いた。

転職支援のプロでも、「自分に合う営業」がわからなかった

「営業こそ手に職」。選べる仕事が増えた時代に、|リクセルが伝えたい営業の価値イメージ画像

営業職専門の転職サイト「リクセル」を運営する株式会社リクセル。加納さんが営業職に特化したサービスを立ち上げた背景には、自身の転職を考えた際の経験がある。

加納さんはもともと、Indeedやタウンワークなど、リクルート系の求人メディアの営業に携わっていた。求人営業は、業界や職種を問わず、さまざまな企業と接する仕事だ。多くの仕事を見てきた加納さん自身も、次に転職するなら営業職を続けたいと考えていた。

ところが、いざ自分の仕事を探そうとすると、ある壁にぶつかったという。
「これだけいろいろな業界や職種を見てきた自分でも、どんな営業職だったら次に活躍できるのか、今までの経験を生かせるのかが、いまいちわからなかったんです」と加納さん。

ひとことで「営業」といっても、業界や商材、営業手法によって仕事内容は大きく異なる。しかし一般的な求人サイトでは、大きな業界や職種のカテゴリーにまとめられてしまい、その違いが見えにくい。

加納さん自身も、求人メディアの営業としてさまざまな業界や職種を見てきたにもかかわらず、いざ転職を考えたとき、自分の経験を生かせる営業職を探す難しさを感じたという。

「営業の人たちは、自分の業界や自分たちの営業スタイルしか知らないことが多い。転職するときに、果たして仕事のことをうまく理解して選べるのか、と思ったんです」と加納さんは振り返る。

そこでリクセルでは、単に営業職の求人を集めるのではなく、「何の営業なのか」というところまで細かく分類。仕事内容についても、営業職の人が本当に知りたい情報を詳しく掲載する設計にした。

加納さん自身が転職を考えたときに感じた課題が、営業という仕事の解像度を高めるサービスの出発点になった。

営業の人気が落ちたのではない。「選べる仕事」が増えた

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では、営業職はなぜ「なりたい仕事」として選ばれにくくなっているのだろうか。加納さんは、「営業職の人気そのものは、それほど変わっていないと思う」と話す。変わったのは、営業以外の選択肢だ。

「僕くらいの世代以上だと、文系の男性が新卒で就職するとき、営業職は大きな選択肢のひとつでした。でも今の大学生は、男女問わず営業以外にもいろいろな選択肢がある。文系からエンジニアになる人もいます。選択肢の幅が広がったこともあり、営業職を選ぶ人の絶対数が少なくなっているのはあると思います」

同じ給与なら、より負担が少ないと感じる仕事を選びたいという人もいるだろう。選択肢が増えた今、企業側も「営業経験者歓迎」と掲げるだけでは、その仕事を選ぶ理由を十分に伝えられなくなっている。

だからこそリクセルでは、求人を単なる「募集要項」ではなく「広告」と捉える。
「『営業経験者歓迎』は、企業側の要望であって、求職者にとってのメリットではないんですよね」

リクセルでは求人を掲載する際、企業が求める人物像を明確にしたうえで、その人が今の仕事でどんな悩みを抱え、転職先に何を求めているのかまで掘り下げる。そこから逆算し、その企業で働くことで何が得られるのか、他社とは何が違うのかを求人原稿に落とし込んでいく。

企業が「こんな人が欲しい」と条件を並べるのではなく、求職者の側から「ここで働く理由」が見える求人にする。選べる仕事が増えた今だからこそ、「なぜ営業なのか」「なぜこの会社なのか」を伝えることが、採用する側にも求められている。

「営業職こそ手に職」。仕事を超えて残るもの

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では、営業の仕事のやりがいとは何なのだろう。加納さんがまず挙げるのは、自分の力で顧客の課題を解決できることだ。

「お客さんの悩みを解決するって、すごく気持ちいいことだと思うんです。自分の考えや提案によって相手に喜んでもらえる。それを目の前で感じられるのは、営業の面白さだと思います」と加納さんは目を輝かせる。

さらに営業では、コミュニケーションだけでなく、顧客や社内との調整・折衝、提案、チームワーク、事務作業まで、幅広い力が求められる。それらノウハウは、別の職種や環境でも生かせる力になるという。

そこで加納さんが口にしたのが、印象的な言葉だった。「僕はいつも、『営業職こそ手に職』と言っています」

専門的な技術や資格を備えて働く「手に職」とは少し違う。しかし営業の経験を通して身につけた、人の話を聞く力、相手の課題を考える力、提案する力、周囲と調整しながら物事を進める力は、会社や業界が変わっても持っていける。

なかでも加納さんが、営業職で大切だと考えているのが「聞く力」だ。

「営業職で大事なのは、話す力よりも“聞く力”だと思っています。話すのが苦手な人でも、聞き上手な人は多い。聞き上手な人にはお客さんも自分から話したくなるし、そうすると課題や悩みが見えてくる。『この人は親身になって話を聞いてくれる』と思ってもらうこともできます」と加納さん。

営業で培われるのは、商品を売るための技術だけではない。相手を理解し、課題を捉え、自分にできることを考えて提案する。その力そのものが、営業という仕事を通じて身につく「手に職」なのだ。

AI時代、「人が営業する意味」はどこにある?

AIの進化は、営業の仕事にも入り始めている。トップセールスの営業手法をAIに学習させ、商談中にアドバイスを提示するなど、これまで個人の経験に頼っていた営業スキルをテクノロジーが補う仕組みも登場しているという。

それでも加納さんは、「営業職は絶対になくならないと思っています」と断言する。

「同じものを売っている会社が10社あって、値段も納期もだいたい一緒だったら、最終的には営業の人と合うか、合わないかで選ばれるケースも多いと思うんです」

AIによって営業の形は変わっても、人の話を聞き、相手を理解し、信頼関係を築く役割は残る。むしろ技術が進むほど、「この人から買いたい」と思われる人間としての力が、より重要になるのかもしれない。

「営業職で働くことが誇れる社会」をつくる

リクセルが目指すのは、営業職の求人を増やすことだけではない。営業にはどんな仕事があり、どんな人が活躍できるのかを適切に伝え、一人ひとりが自分に合う仕事を選べるようにすることだ。

「僕らが営業職のイメージを変えたいと思っています。営業職のことを適切に伝えて、その価値を届けていきたい」

顧客の課題を聞き、解決策を考え、自らの提案で企業の成長にも貢献する。その過程で得た力は、自分自身のキャリアにも残っていく。

「営業職こそ手に職」。そう感じ、営業という仕事を磨き続ける人がいる。その先に、リクセルが掲げる「営業職で働くことが誇れる社会」があるのではないだろうか。

取材:USME編集部
写真提供(2枚目):株式会社リクセル

株式会社リクセル

住所 愛知県名古屋市中区千代田5丁目15-22
TAC-1 6階・7階
公式サイト https://recsale.co.jp/
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