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休日も仕事の連絡が来る?「つながらない権利」を守る新しい働き方
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休日も仕事の連絡が来る?「つながらない権利」を守る新しい働き方

投稿日時:2026.10.22

休日や勤務時間外にも、職場からLINEやメールが届く。そんな経験はないだろうか。スマートフォンの普及で、いつでも連絡が取れるようになった一方、仕事とプライベートの境界が曖昧になる問題も生まれている。

そこで注目されているのが「つながらない権利」だ。アルバイトの働き方にも関わるこの問題について、専用アプリを活用した企業の取り組みから考える。

「つながらない権利」とは?勤務時間外の連絡が問題になる理由

「つながらない権利」とは、労働者が勤務時間外や休日に、仕事上のメールや電話などへの対応を求められないという考え方だ。スマートフォンやチャットツールが普及したことで、職場との連絡は便利になった。しかし、休日でも業務連絡が届けば、仕事から完全に離れることが難しくなる。

特にアルバイトやパートの現場では、シフト調整や急な欠員の連絡に、私用のLINEなどが使われることもある。仕事の連絡が個人のSNSに届くことで、勤務時間外にも返信しなければならないと感じたり、職場の人間関係をプライベートに持ち込んだりする負担が生じる。

海外では、フランスなどで勤務時間外の業務連絡に関するルールが制度化されている。一方、日本では2026年10月現在、「つながらない権利」を直接保障する法律はなく、労働時間の管理や職場ごとの運用ルールが重要となっている。

業務連絡そのものをなくすことは難しくても、連絡する時間帯や返信の必要性を明確にすることで、働く人の休息や私生活を守ることにつながる。

私用LINEに頼らない。23,000店舗以上で活用される「バイトルトーク」

こうした課題に対応する取り組みの一つが、ディップ株式会社と株式会社アイリッジが共同開発したアルバイト向けコミュニケーションアプリ「バイトルトーク」だ。

同アプリは、私用SNSを使わずに職場の連絡やシフト調整ができる仕組みを提供する。SNSに似た操作感のトーク機能や、スタッフ全体への連絡に使える掲示板を備え、業務上のやり取りを専用の環境に集約できる。

シフトの希望回収から確定、追加募集までをアンケート感覚で調整でき、ディップによると23,000店舗以上でシフト調整の効率化に活用されている。また、スクリーンショットの防止やダウンロード制限など、情報漏えいを防ぐ機能も備える。私用SNSによる公私の混同という課題に着目した設計が評価され、2026年度グッドデザイン賞を受賞した。

ただし、専用アプリを導入するだけで「つながらない権利」が守られるわけではない。勤務時間外に返信を求めない、緊急時の連絡方法を決めるなど、職場側のルールづくりも欠かせない。

いつでも連絡できる便利さと、仕事から離れて休む時間。その両方を大切にすることが、誰もが無理なく働き続けられる職場づくりにつながるのではないだろうか。

画像提供:ディップ株式会社

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