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職場のウェルビーイングに「木」が有効?
木のある職場が働く心を整える

投稿日時:2026.01.22

「働きやすさ」を考えるとき、私たちはつい制度や福利厚生、IT環境などに目を向けがちだ。しかし近年、空間そのものが人の気持ちや集中力に与える影響にも注目が集まっているという。そして「木」が職場にもたらす影響について調査された。

オフィスの「木」で働く人の心はどう変わる?

この調査を行なったのは、東京都が2026年2月12日(木)・13日(金)に東京ビッグサイトで国産木材の展示商談会「WOODコレクション(モクコレ)2026」を開催するモクコレ運営事務局。

コロナ禍を経て職場のあり方が再考される中、木材を取り入れた空間づくりが、ストレス軽減や集中のしやすさに寄与する可能性が注目されるなか、開催に先立ち実施された全国のビジネスパーソンを対象とした意識調査を行なった。

その調査結果では、木のある空間に対して約45%が「気持ちが落ち着く」、約36%が「安心感を感じる」といったポジティブな印象を持つと回答。さらに注目すべきは、木材を取り入れたオフィスでは約49%が「リラックスして働ける」と感じる人が約半数にのぼり、24%が「長時間いても疲れにくい」、約21%「モチベーションが上がる」といった声が続いたこと。

ただオフィスに設置された「木」という存在が、働きやすさやモチベーションの向上まで後押ししているという。

素材選びが企業イメージにも直結

調査結果を詳しく見ていくと、世代や性別によって木の効果の感じ方が異なる点も興味深い。20〜30代の男性では「コミュニケーションがしやすくなる」と感じる割合が3割以上と高く、20代女性では約27%が「アイデアが出やすい」、約37%が「モチベーションが上がる」といったコミュニケーションや創造性、やる気についての回答が並ぶ。木のある空間は、心が落ち着くだけでなく、職場の在り方や働き方の質そのものに静かに作用しているということだ。

また、「木材を活用したオフィスづくり」を進める企業に対しては、「イメージが良くなる」「やや良くなる」と答えた人は過半数に達した。「あたたかみがあり親しみやすい」「従業員を大切にしている」「地域や自然を大事にしていそう」といった印象が並び、素材選びが企業姿勢のメッセージとして受け取られているというから、企業としても見逃せない。

木材の活用は、心地よさだけでなく、地域材の循環利用やカーボンニュートラルといった持続可能性とも深く結びつくもの。人にも社会にもやさしい選択肢として、木は再評価されつつある。

「WOODコレクション(モクコレ)2026」では、建築やプロダクト、空間デザインを通じてこうした価値を体感できる。木はインテリアとして日常生活にも取り入れられるため、より豊かな生活を送りたいという人のヒントにもなりそう。木の魅力を体感したい人は、足を運んでみては。