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投稿日時:2026.02.13
毎日の洗濯や手洗いでおなじみの製品が、国の新たな認定制度で評価された。花王株式会社は、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(プラ新法)に基づく「プラスチック使用製品設計指針」に即した認定制度において、「アタック ZERO(ゼロ)」「エマール」「ビオレu 泡ハンドソープ」の3製品11品目が認定を受けたと発表。
経済産業省等によるこの設計認定制度で製品が認定されるのは、今回が初めてとなる。
プラ新法とは、2022年4月に施行され、プラスチック製品の設計から廃棄・再資源化まで、ライフサイクル全体で資源循環を促すことを目的とした法律。
これに基づき定められた「プラスチック使用製品設計指針」は、製造段階から環境負荷低減を意識した設計を求めるもので、特に優れた基準を満たした製品を認定する制度が設けられた。
そして今回、花王が販売する人気の3製品が認定された。これらの製品は、「つめかえ」や「つけかえ」が可能であることに加え、プラスチック使用量の削減、再生材の活用、リサイクル性の向上といった複数の要件を満たしている。
またこの制度で「製品」が認定されたのは、今回が初。私たちの暮らしにより身近な商品でも、資源循環の動きが加速していることが感じられる。
花王はこれまでも、プラスチック包装容器の回収に関する「製造・販売事業者等による自主回収認定」を2024年3月に取得するなど、資源循環の取り組みを進めてきた。今回の認定においても、一般消費者を対象とした製造・販売事業者としては初の認定だという。
この背景にあるのは、花王のESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」。2019年に策定され、「豊かな共生世界の実現」を掲げながら、持続可能な暮らしの実現を目指している。
プラスチック包装容器については、2040年に「ごみゼロ」、2050年に「ごみネガティブ」を目標に掲げ、ロードマップも公表しており、その歩みを着実に進めている。
これまではサステナブルな商品はどうしても割高になることも多く、選びたくても選べないという側面もあった。しかし今、企業努力によって資源循環はここまできて、消費者が気軽に参加できる状態になってきた。これからどんな商品が登場してくるのか期待したい。