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投稿日時:2026.04.20
配車サービスを手掛けるUber Japan株式会社が、新たなサービスに乗り出した。車椅子のまま乗車できるタクシー車両が呼べる新サービス「Uber Assist(ウーバー・アシスト)」の提供を、東京23区、武蔵野市、三鷹市で開始した。
2026年4月15日より提供を開始した「Uber Assist」の車両は、スロープを備えたユニバーサルデザインタクシー(トヨタ「JPN TAXI」)を使用し、車椅子に乗ったまま乗り降りができる設計。
適切なサポート研修を受けたドライバーが対応し、乗降時のサポートも含め、利用者が安心して利用できる環境が整えられている。
高齢者や車椅子の利用者だけでなく、ベビーカー利用者の親子連れや妊娠中の人も利用でき、移動にハードルがある人たちの生活を支える。
使い方は通常の配車と同じく、アプリで乗車地と目的地を入力し、車種選択画面で「車椅子タクシー」を選ぶだけと簡単だ。
さらに特筆すべきは、料金が通常のタクシーと同じである点。特別なサービスが受けられるにもかかわらず、追加料金は発生しないため、より気軽に利用できる点は大きい。
移動手段が大げさになればなるほど、行動にブレーキがかかることも多いが、「Uber Assist」なら通院や買い物、ちょっとした外出まで、日常の移動をより身近なものにしてくれそうだ。
車椅子タクシーとしての特性だけでなく、アプリの方にも使いやすさの工夫がされている。
シニア世代向けのアプリ機能「Uberシニア」とも連携しており、視認性を高めた「シンプルモード」により操作がしやすくなるほか、家族による代理配車や位置情報の共有も可能。
たとえば、離れて暮らす家族が手配して、その移動をアプリで見守ることもできる。配車アプリの機能性を上手く利用し、利便性を高め、サービスの可能性を広げている。
Uber Japanは「Go Anywhere」というビジョンのもと、誰もが行きたい場所へアクセスできる社会の実現を目指している。
移動のハードルを下げる「Uber Assist」は、まさにそれを体現したサービスで、高齢化社会が深刻な日本の現状にもピッタリだ。まずは東京からのサービス開始だが、今後どのように展開していくのかも注視したい。
画像提供:Uber Japan株式会社