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環境活動を後押し。廃プラスチックを
アップサイクルするサービス開始

投稿日時:2026.05.10

環境活動への関心が高まるなか、ユニークなサービスが登場した。株式会社ソリッドラボは、回収したプラスチックごみを活用してオリジナル製品を企画・製造する、環境活動特化のアップサイクル支援サービスを開始した。

回収した廃プラスチックを製品に変える

海岸清掃や地域のごみ拾いなど、多くの環境活動が各地で行われているが、清掃して回収された廃棄プラスチックの多くは、埋立処理されるケースが多い。

そんな“回収後”の課題に向き合うアップサイクル支援サービスを始めたのが、福井県福井市の株式会社ソリッドラボ。

環境活動に特化し、回収したプラスチックごみを素材としてオリジナル製品を製造する支援サービスだ。

素材が適していれば、回収したものから製造業で出たものまで、さまざまな廃棄プラスチックでの製造が可能。

特徴的なのは、単に廃プラスチックのリサイクル素材を使うのではなく、地域活動や清掃イベントなどで集められた廃棄プラスチックを製品として形にしていくという点。

たとえば、地域の海で拾われたプラスチックごみが地域のグッズに変わり、その販売収益が地域の清掃活動に還元される、そんな循環が可能になる。

小さく始められる“続けるため”のサービス

このサービスで特筆すべきは、回収したプラスチックを使える仕組みだけでなく、小さなロットから始められる点だ。

環境配慮型の商品開発というと、大規模な設備や高い費用などハードルが高い印象があるが、ソリッドラボはそのハードルを下げることに取り組んでいる。

自社開発の小型静音粉砕機と卓上射出成形機を活用した仕組みを整備し、従来は難しかった「数十個〜数百個単位」の小ロット生産を可能にした。

さらに、カラビナ、ビーズ、ボタン、タイルなど、既存の金型を使えば金型代なしで製品化が可能。「まずは試してみたい」という試験的な段階からスタートできるのも魅力だ。

これらの仕組みにより、小規模な地域団体やNPO、教育機関でも取り組みやすい設計になっている。

それぞれの活動のストーリーが詰まった廃棄プラスチックを価値ある製品へと生まれ変わらせることで、参加者のモチベーション向上や経済的な循環を生み出し、「小さく試して長く続ける」環境活動を提案する。

回収して終わりだった活動の先に展開が生まれることは、より多くの環境活動を広める推進力となりそうだ。

画像提供:株式会社ソリッドラボ

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