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投稿日時:2026.09.14
子育てをしながら働く「ワーママ」。仕事と育児を両立するなかで、キャリアアップや管理職への挑戦に悩む人もいるだろう。では企業側は、ワーママのキャリアをどう評価しているのか。企業42社への調査では、管理職・リーダー候補として「経験・能力」を重視する企業が88.1%に上る一方、「ワーママ」という言葉からは働き方の制約を連想する傾向も見えてきた。
育児と仕事を両立するワーママにとって、「子育て中であることがキャリアにどう影響するのか」は気になるところだ。
ワーキングマザー向けのキャリア支援を行う企業が42社を対象に実施した調査によると、ワーママを管理職・リーダー候補として評価する際、88.1%の企業が「経験・能力」を重視すると回答した。マネジメント経験や専門スキルなど、これまで積み上げてきたキャリアを評価する企業が多いことがうかがえる。
一方、「ワーママ」という言葉から連想するイメージについては、「限られた時間で効率的に働く」が76.2%、「柔軟な勤務制度が必要」が71.4%となった。対して、「専門性・経験」を挙げた企業は14.3%にとどまっている。
管理職などへの登用では経験や能力を評価しながらも、「ワーママ」という括りでは、専門性よりも時間や働き方の制約が先にイメージされる。調査結果からは、そんな企業側の認識のギャップも見えてくる。
育児による時間の制約が、キャリアにまったく影響しないわけではない。
同調査では、経験や能力が同等の場合、38.1%の企業が「育児による勤務時間などの制約が採用判断に影響する」と回答した。
子育て中は、保育園などへの送迎や子どもの急な体調不良などによって、働ける時間に制約が生じることもある。一方で、そうした働き方の条件と、本人が持つ専門性や経験は本来別のものだ。
今回の調査でも、企業側からは「ワーママという括りではなく、一人ひとりの能力・適性を見るべき」といった趣旨の声が寄せられている。
「ワーママだから管理職は難しい」「子育て中だからキャリアアップはできない」と一括りにするのではなく、一人の働き手として、それまで培ってきた経験や能力を見る。企業側の評価軸が変われば、育児とキャリアを二者択一にしない働き方の可能性も広がっていくのではないだろうか。
画像提供:株式会社mog