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投稿日時:2026.09.23
コロナ禍以降、新しい働き方として定着したテレワーク。オフィス回帰の流れはあるものの、育児や介護との両立など働き方の柔軟性を求められているこの時代には、必要な選択肢だ。
自分のペースで働きやすいテレワークだが、その一方で仕事と休憩の切り替えや、周囲とのコミュニケーションなど、自己管理が求められる場面も多い。テレワークを実践している人は、どのような工夫をしているのか。
テレワークの働き方について調査したのは、株式会社LASSICが運営する「テレワーク・リモートワーク総合研究所」。テレワーク・リモートワーク経験のある20〜65歳のワーキングパーソン1,011名を対象に、「テレワーク時の自己管理の工夫に関する調査」を実施した。
自律的に仕事を進めるために工夫していることを複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「業務開始前にタスクの優先順位を決める」で32.1%。これに続いて「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」が28.7%、「上司・同僚へ自分から進捗を共有する」が22.1%となった。
特別なツールを使うというよりも、一日の段取りや休み方をスケジュールすること、社内やチームとの情報共有を意識することが、テレワークでの工夫として上位に並んでいる。
また、週1日以上テレワークを実施している人で、「該当なし・工夫していない」は21.4%にとどまっており、何らかの工夫をしている人が多いようだ。
テレワークの実施頻度によっても違いが見られた。週1日以上テレワークをしている人では、「業務開始前にタスクの優先順位を決める」が40.3%だったのに対し、週1日未満または現在実施していない人では23.5%に止まる。
「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」も、それぞれ34.4%と22.7%。日常的にテレワークをする人ほど、自己管理により仕事のリズムを整える工夫をしている様子がうかがえる。
また、項目によっては年代による差が大きいものもあり、「業務日報や週次振り返り」「質問・相談のタイミングを意識的に作る」の2項目は、20代では25.0%、23.2%だったのに対し、60代ではいずれも10.0%だった。リモートにおける上司とのコミュニケーションは、とくに若い世代にとっての課題となっていることが見て取れる。
働く場所の自由度が高まるほど、自律的な動きの必要性も高まっていく。タスクの優先順位、休憩とのメリハリ、進捗の共有、これらの工夫がテレワークを無理なく効率的に続けるためのヒントになりそうだ。
画像提供:株式会社LASSIC