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ショッピングセンターで英語と出会う。|広がる子どもの「体験格差」への取り組み
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ショッピングセンターで英語と出会う。
広がる子どもの「体験格差」への取り組み

投稿日時:2026.03.19

休日のショッピングセンターで、子どもたちが英語でのやり取りを体験して楽しむ、そんな風景を全国に広げる取り組みが始まった。

セイハネットワーク株式会社は、体験型英会話イベント「SEIHA ENGLISH VILLAGE(セイハイングリッシュヴィレッジ)」を、2026年2月より全国展開していく。

いつもの日常の延長線上で英語と出会う

体験型英会話イベント「SEIHA ENGLISH VILLAGE」の会場となるのは、大型ショッピングセンターが中心。参加は無料で、幼児から小学生までの子どもとその家族が対象だ。

買い物のついでに立ち寄れる気軽さと、遊びながら英語に触れられる体験が特徴。

英語というと、教室で机に向かうイメージがあるが、このイベントでは少し様子が違う。用意されているのは、英語遊びや工作、実験を楽しめる「セイハラボ」、英語を使ったお買い物体験や職業体験など、身体を動かしながら自然に言葉に触れるプログラムになっている。

ショッピングセンターで英語と出会う。|広がる子どもの「体験格差」への取り組みイメージ画像

大事にしているのは、英語を“学ぶ”というより、“使ってみる”ことに重きを置いた設計だという。

2025年に福岡県で先行実施された際には、2日間で1,421名もの人が来場。参加者からは、「楽しみながら英語を話している姿が見られてよかった」「実際の接客体験ができて良い学びになった」といった声が寄せられた。

英語が勉強科目ではなく、コミュニケーションの手段として立ち上がる瞬間が生まれているという。

背景にあるのは「体験格差」という課題

このイベントが実施されている背景にあるのが、近年注目されている「体験格差」という社会課題。

家庭の経済状況や地域環境によって、子どもが学校外で得られる学びや文化体験に差が生まれてしまう実態が、社会課題となっている。

英語においては、海外旅行などの体験をはじめ、英会話スクールや習い事に通うことが難しい家庭にとっては、英語に触れる機会そのものが限られてしまうことも少なくない。

セイハネットワークは、そうした状況に対して「誰もが参加できる体験の場」をつくることで「体験格差」に向き合い取り組んでいる。

ショッピングセンターで英語と出会う。|広がる子どもの「体験格差」への取り組みイメージ画像

ショッピングセンターという場を選ぶことで、特別な準備や移動を必要とせず、日常の延長線上で参加できることが、この取り組みの大きな特徴。全国のショッピングセンターに教室を展開してきた同社ならではの発想だ。

ショッピングセンターで英語と出会う。|広がる子どもの「体験格差」への取り組みイメージ画像

また、イベントでは開催施設内のテナントとも連携し、実際の店舗やサービスと結びついた体験も提供されるという。単なる英語学習にとどまらず、暮らしの中で英語がどのように使われるのかを体感できる。

2026年は、全国約60施設での実施を予定しているという。

子どもにとっての「はじめての体験」は、その後の興味や選択に大きく影響することがあるもの。だからこそ、その入り口を身近な場所に用意して体験格差に向き合う取り組みは、いずれどこかで大きな価値を生み出すかもしれない。

画像提供:セイハネットワーク株式会社

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