注目のタグ

森トラスト・ホテルズ&リゾーツ
さらなるプラ削減に向け「竹」アメニティを採用

投稿日時:2026.01.20

アメニティ削減や素材転換を通じて年間16.4トンものプラスチック削減を実現してきた森トラストグループが、さらなる脱プラへと歩みを進めている。森トラスト・ホテルズ&リゾーツが運営する国内11のホテル施設で、サステナブルアメニティ「MiYO ORGANIC」を導入することが決定した。

宿泊体験の中で進む、静かなサステナブルシフト

旅先で手に取る歯ブラシやコーム。何気ないアメニティにも、時代の変化は確かに表れている。

森トラスト・ホテルズ&リゾーツでは、国際的なESG認証制度「Sakura Quality An ESG Practice」の取得をグループ全体で推進し、環境や社会に配慮した運営を強化してきた。そうした流れの中で採用されたのが、機能性と美しさ、そして環境配慮を兼ね備えたMiYO ORGANICのアメニティだ。

東京マリオットホテルやウェスティンホテル仙台、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートなど、全国11の施設に順次導入される。

今回の取り組みの背景にあるのは、旅のスタイルそのものの変化。同社の調査によると、宿泊客の86.6%が「アメニティを持参したことがある」と回答しており、環境意識の高まりが行動に表れ始めている。

そこで森トラスト・ホテルズ&リゾーツでは、環境配慮ができながらも、宿泊体験の品質を損なわないMiYO ORGANICが採用された。

竹素材と紙パッケージがつくる、新たな宿泊体験

今回導入されるのは、竹歯ブラシ、竹ヘアコーム、竹綿棒といった循環素材「竹」を使ったアメニティ。注目したいのは、製品本体だけでなくパッケージにもプラスチックを使わず、FSC認証の紙素材を採用している点である。これにより、使う瞬間だけでなく、捨てるその先までを見据えた脱プラスチックが実現されている。

MiYO ORGANICは、使い捨てではなく「持ち帰りたくなるアメニティ」を目指し、これまでに250万本以上を販売、25トン以上のプラスチック削減に貢献してきたブランドだ。2022年にはグッドデザイン賞を受賞している。

2025年には、社会や環境に配慮した事業活動を行う企業に与えられる国際的な認証制度で、非常に高い基準が設けられていることで知られるB Corp認証も取得。環境への配慮を、我慢や妥協ではなく、心地よさや美しさと結びつけて実現してきた。

ホテルでの一泊は、日常から少し離れた特別な時間。もし、そこで触れる小さなアイテムが、社会や環境に配慮され、美しいアイテムであったなら-。宿泊体験に特別なエッセンスをプラスしながら、きっと環境について考えるきっかけと新たな循環を生み出すことだろう。