注目のタグ
投稿日時:2026.10.11
思い通りにならずイライラしたり、誰かの何気ない言葉に腹が立ったり。「怒り」は誰にとっても身近な感情だ。しかし、怒りの奥には、自分でも気づいていない別の感情が隠れていることがあるという。
10月7日からNHK Eテレで始まる「3か月でマスターする 心理学」と、その内容を学べるテキストでは、日常に潜む心と行動の「なぜ?」を心理学からひも解く。今回は「怒り」の心理に注目してみよう。
10月7日からNHK Eテレで放送される「3か月でマスターする 心理学」。全12回のシリーズでは、各分野の研究者が、身近な心と行動の疑問を心理学から解説する。
これに合わせてNHK出版から発売されたのが、番組の内容を学べるテキスト『NHK3か月でマスターする 心理学』だ。10月号は発売直後に増刷が決まり、楽天ブックスの人文・思想・社会部門でも週間ランキング1位となった。
10月の第1回のテーマは「なぜ怒るのか?」。テキストでは、怒りを氷山の一角にたとえ、その奥に「悲しい」「寂しい」「不安」「恥ずかしい」「怖い」「焦り」といった感情が存在することを紹介している。
「なぜ自分はこんなに怒っているのだろう」と感じたとき、怒りだけに目を向けるのではなく、その奥にある気持ちを考えてみる。そんな視点が、自分の感情を理解する第一歩になりそうだ。
今回のシリーズが扱うのは、怒りだけではない。10月から12月までの全12回で、「後悔しない選択をするには?」「なぜ“空気”にのまれてしまうのか?」「なぜ分断は起きるのか?」「なぜ孤独を感じるのか?」「なぜ心の不調は起きるのか?」など、日々の暮らしや人間関係にかかわるテーマを取り上げる。
10月号では、発達心理学、社会心理学、認知科学、パーソナリティー心理学を専門とする4人の研究者が、それぞれの視点から心と行動を解説する。
怒りや不安、後悔、孤独といった感情は、できれば避けたいものと思いがちだ。しかし、「なぜそう感じるのか」を知ることで、自分の気持ちを少し違った角度から眺められるかもしれない。心理学は専門的な学問であると同時に、毎日の感情とうまくつきあうためのヒントにもなりそうだ。
画像提供:株式会社NHK出版